東南アジアで初の大相撲の巡業となる24、25日のジャカルタ場所に向け、幕内力士ら相撲団一行が22日、成田空港からインドネシアに向けて出発した。海外巡業は2008年8月のウランバートル以来5年ぶりで、横綱日馬富士は出発前に「インドネシアの皆さんに大相撲を好きになってもらえるように頑張ってくる」と意欲を口にした。
ことしは日本とインドネシアとの国交樹立55周年、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)との交流40周年の節目。日本相撲協会の尾車巡業部長(元大関琴風)は「久しぶりの海外巡業なので、日本の使節団という気持ちで行く。無事に成功させたい」と話した。