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【プロ野球】

ロッテ 大爆勝18得点 1イニング満塁弾2発 史上5度目

2013年8月23日 紙面から

3回ロッテ2死、鈴木が左越えに井口に続きこのイニング2本目の満塁本塁打を放つ=QVC

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◇ロッテ18−1西武

 ロッテがともに今季最多の18安打18得点で大勝。1回に角中、ブラゼルの連続適時打などで4点を先行。2回に井口の二塁打などで2点を加え、3回は井口、鈴木の2本の満塁本塁打などで一挙9点を奪った。西武は投手陣が崩れた。

      ◇

 上昇気流に乗った。1イニング2満塁本塁打が飛び出すなど、今季最多の18得点と打線が爆発。ロッテが6カード連続の勝ち越しを決め、首位の楽天に2・5差に迫った。これ以上ない勝ち方に、伊東監督は「ビッグイニングをつくってくれ、楽に試合が見られた」とうなずいた。

 お祭り騒ぎは3回だ。1死満塁で井口が左翼席へ21号。さらに2死満塁で鈴木が左翼席へ5号。10年6月、日本ハム・小谷野と金子誠が記録して以来、3年ぶり5度目となる1イニング2満塁本塁打を成し遂げた。

 23日からは敵地で楽天と首位決戦。初戦は17勝無敗の田中との対決だ。井口は「マー君からいかに点を取るか。1回のチャンスをものにしたい」と気合十分。鈴木はお立ち台で「必ず1位になって帰ってきます!」と気勢を上げた。 (佐藤啓)

 

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