中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > グランパス > グラニュース一覧 > 8月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【グラニュース】


永井「柿谷倒して代表へアピールだ」

2013年8月23日 紙面から

 名古屋グランパスのFW永井謙佑(24)が22日、グランパス復帰後初のホームゲームとなるC大阪戦で、相手の日本代表FW柿谷曜一朗(23)をしのぐ活躍での代表アピールを宣言した。「ここで曜一朗より点を取れれば、いいアピールになる」と、ブレーク中の同年代にメラメラと対抗意識を燃やした。

 あえて、名指しした。炎天下での軽めの調整を終えた永井は、C大阪戦に向けて言った。「永井対柿谷曜一朗っすね」。相手にはロンドン五輪でともに世界と戦った山口、扇原、杉本もいる。だが、永井が対抗意識を燃やしたのは、かつてU−19日本代表でともにアジアと戦い、今、最も旬な男・柿谷だった。

 「柿谷効果にあやかりたい。ここで曜一朗より点を取れれば、いいアピールになる」。率直な言葉を並べたのには理由がある。ブラジルW杯への逆転出場を信じてグランパスに復帰した永井にとって、日本代表の1トップとして14日のウルグアイ戦に先発した柿谷は、超えるべきライバル。同じ土俵での対決の構図を強調し、柿谷より強烈なインパクトを残せれば、最高のアピールになる。

 もちろん、グランパス復帰後初のホームゲームにも気持ちは高まる。チケットは完売の勢いで、大観衆も永井VS柿谷を後押しする。

 スーパーサブでの出場が濃厚だが、21日には夕方の若手練習に加わって精力的に汗を流し、名古屋の暑さに体を慣れさせた。「がんばるだけっすね」。ロンドンの再現となるパフォーマンスで、スピードスターが世間とザックの視線を奪う。 (宮崎厚志)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ