米社債保証コスト、6週間ぶり大幅低下-米失業保険申請を好感
8月22日(ブルームバーグ):22日のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが6週間ぶりの大幅な低下。米失業保険申請件数の先週までの4週間平均値が約5年ぶりの低水準となったことが影響した。
ブルームバーグが集計したデータによると、北米企業の信用リスクの指標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニューヨーク時間午後5時20分(日本時間23日午前6時20分)現在、3.7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の80.7bp。7月11日以来の大幅な下げとなった。
米労働省の22日の発表によると、週間の新規失業保険申請件数の4週移動平均は先週までに33万500件と、2007年11月以来で最低だった。
ミラー・タバクのチーフ経済ストラテジスト、アンドルー・ウィルキンソン氏は電子メールで、失業申請件数は「面白みの少ない週間統計だが、労働市場で雇用創出が継続しているという好調さを感じることができる統計だ」と指摘した。
原題:U.S. Credit Swaps Fall Most in Six Weeks; Santander SellsBonds(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Mary Childs mchilds5@bloomberg.net
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更新日時: 2013/08/23 07:27 JSTニュース一覧
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