UPDATE 1-米HP 、最大15億ドル規模の企業買収も可能=CEO
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[サンフランシスコ 22日 ロイター] - 米コンピューター大手ヒューレット・パッカード(HP) のホイットマン最高経営責任者(CEO)は22日、企業買収が今後の戦略に含まれるとし、最大15億ドル規模の買収もあり得るとの考えを示した。
同CEOはCNBCに対し「数多くの分野を視野に入れている」とし、1億─3億ドル規模の買収を行う可能性もあると語った。
具体的な検討対象には言及しなかったが「買収はわれわれの未来の一部となる」と述べ、戦略的な構想を推し進め、品揃えの弱い部分を補強することが目的と説明した。
ホイットマンCEOは「50億、60億ドル規模の買収は必要ない。関心を持つのは1億から3億ドルの範囲で、おそらく最大でも10億から15億ドル程度だろう」と語った。
また「われわれは部品、インフレ、サービス、ソフトを扱う会社で他の企業とは大きく異なる」と述べ事業の分割や資産売却の可能性を否定した。
前日発表された第3・四半期(5─7月)決算は8%の減収となり、2014年度の増収見通しに影を落とす結果となった。
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