福岡県警の巡査長を逮捕08月22日 10時33分
5013941751_20130822103521.mp4
福岡県警察本部の３１歳の巡査長が、子どものわいせつな映像をファイル共有ソフトを使ってインターネット上に流出させていたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いで佐賀県警察本部に逮捕されました。
調べに対し巡査長は容疑を認めているということです。
逮捕されたのは、福岡県警察本部北九州市警察部機動警察隊の巡査長、細田岳彦 容疑者（３１）です。
佐賀県警察本部の調べによりますと、細田巡査長は、先月２９日、北九州市の自宅のパソコンから子どものわいせつな約１０分間の映像をファイル共有ソフト「Ｓｈａｒｅ」を使ってインターネット上に流出させていたとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いがもたれています。
細田巡査長は調べに対し、「間違いありません。大変申し訳ないことをしました」と供述し、容疑を認めているということです。
佐賀県警察本部は、サイバー犯罪対策室が行っているネット上のパトロールで今回のわいせつな映像を見つけ、通信記録などから細田巡査長を特定しました。
佐賀県警察本部は、映像の入手方法や余罪がないかなどについて、押収したパソコンを調べるなどさらに詳しく捜査しています。
福岡県警では、今月６日に、市民の個人情報を漏らして賄賂を受け取った警部補が逮捕されたばかりで、福岡県警の高木正浩首席監察官は、「１か月に警察官が２人も逮捕され、正直なところ言葉も出ない。警察官としてあるまじき行為で県民の皆様に深くおわび申し上げます」と謝罪しました。