「ジャーナリストへ秘密漏示の医師は医業停止１年　医師ら４４人処分」の記事詳細：イザ！

　厚生労働省は１４日、刑事事件で有罪が確定するなどした医師と歯科医師計４４人の処分を決めた。医道審議会の答申を受け、厚労相が処分を決定した。奈良県の医師宅放火事件で、長男の供述調書をフリージャーナリストに漏らし、秘密漏示罪で有罪判決を受けた崎浜盛三医師（５４）＝京都市左京区＝は、医業停止１年となった。

　処分は最も重い免許取り消しが医師２人、歯科医師３人。３年～１カ月の医業停止が医師２０人、歯科医師１６人。戒告は医師３人。このほか行政処分にあたらない厳重注意は１４人に上った。処分は２８日に発効する。

　免許取り消しとなったのは、覚せい剤取締法違反で有罪の吉野勝治医師（３２）＝福島市▽強制わいせつなどで有罪の鈴木翔太医師（２７）＝秋田県能代市▽強制わいせつ致傷で有罪の馬場直樹歯科医師（４０）＝長崎県佐世保市▽強制わいせつで有罪の佐藤雅利歯科医師（４３）＝さいたま市南区▽業務上横領などで有罪の三宅公雄歯科医師（６５）＝横浜市保土ケ谷区。

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