できごと【橋下徹氏vsサンフランシスコ市議会】公開書簡(3)慰安婦像設置は「反日運動」…ホロコーストと同列に扱う動きも+(2/4ページ)(2013.8.22 23:21

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できごと

【橋下徹氏vsサンフランシスコ市議会】
公開書簡(3)慰安婦像設置は「反日運動」…ホロコーストと同列に扱う動きも

2013.8.22 23:21 (2/4ページ)

 誇張した非難に動機づけられた主張は正確な事実認識への姿勢を拒み、慰安婦問題の真の解決、和解に結びつきません。ニューヨーク州ナッソー郡のホロコースト記念館で計画されているという「慰安婦」の特別展のように、全く違った文脈で起こった慰安婦問題とナチス・ドイツのホロコーストを同列に扱おうとする動きに至っては反日運動の最たるものです。ホロコーストは一民族の抹殺であり、人類史上例を見ない犯罪です。

 慰安婦問題は女性の尊厳と人権を蹂躙(じゅうりん)する決して許されないものですが、戦時における兵士による女性の人権の蹂躙というある種の普遍性を持った人道的問題と、民族の抹殺という人類史上極めて特異な人道的問題を同一視する論理は、理解し難いと言わざるを得ません。

 《人権としての戦場の性の問題の認識への理解、日本以外の国における問題の指摘の必要性、共同調査の提案》

 確かに、アメリカ国内には、慰安婦問題の本質が人権問題、女性の搾取の問題であり、慰安婦像の設置や繰り返される慰安婦問題への言及は、決して日本を非難するためではなく、女性の性的搾取という過ちを繰り返さないためであるという主張があります。

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