UPDATE 1-米ＣＢ景気先行指数、7月は0.6％上昇　下期の成長加速示唆

(内容を追加しました)
    ［２２日　ロイター］ - 米大手民間調査機関のコンファレンス・ボード（ＣＢ）が
２２日発表した７月の景気先行指数は０．６％上昇の９６．０となり、０．５％の上昇を
見込んでいた市場予想を上回った。
    上期は財政緊縮や外需減退の向かい風を受けたが、成長が加速している兆候を示唆し
た。
    ＣＢのエコノミスト、ケン・ゴールドスタイン氏は「下期に景気や雇用の伸びが改善
することを示している」との見方を示した。
    米国ではこれまで、住宅市場の改善を背景とする不動産価格の上昇や雇用改善を受け
て個人消費が底堅さを維持しており、給与税増税の影響を和らげている。
    ＣＢ景気先行指数の上昇は、世界経済の減速や企業の設備投資動向をめぐる不透明感
にもかかわらず、景気の勢いが増していることを示している。
    
    詳細は以下の通り。
    
    
（季節調整後、２００４年＝１００、前月比、％）
    
　　　　  　  Index   July  June  (Prev)   May  (Prev) 
先行指数　　　 96.0    0.6   0.0    0.0    0.3    0.2 
一致指数　　  106.3    0.2   0.1    0.2    0.3    0.2 
遅行指数　    118.2   -0.2   0.2    0.3    0.3    0.4
    
エコノミスト予想（ロイター調査）
 先行指数　　+0.5 pct