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序盤の欧州株は反発、好決算と中・独PMIが支援

2013年 08月 22日 18:14 JST
 
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[ロンドン 22日 ロイター] - 22日序盤の欧州株式市場は、反発している。良好な企業決算に加え、堅調な中国およびドイツの製造業購買担当者景気指数(PMI)が支援材料となっている。

0800GMT(日本時間午後5時)時点でFTSEユーロファースト300種指数.FTEU3は0.7%高と、前日までの3営業日連続の下落から反発している。

同指数構成銘柄で最大の上昇率となっているのはオランダ小売業のアホールド(AHLN.AS: 株価, 企業情報, レポート)で、4.7%の上昇。第2・四半期の決算で予想を上回る営業利益を発表したことが好感された。

アジア株式市場は、7月30─31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が緩和策縮小の時期について手掛かりをほとんど示さなかったことから下落したが、欧州株式市場への影響はアホールドの好決算によって打ち消された。

IGのセールストレーダー、ウィル・ヘッデン氏は「新興市場は売りを浴びているが、これによって先進国市場は支えられている。資金が新興国市場から逃げているからだ」と述べた。

トムソン・ロイター・スターマインの調べによると、STOXX欧州600指数を構成する企業の90%は第2・四半期の結果を既に公表し、そのうち46%が予想を下回り、残りが予想と一致もしくは上回った。前四半期では、48%が予想を下回っていた。

 
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*統計に基づく世論調査ではありません。