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【国際】シリア毒ガス使用疑惑 「死者眠るようだった」【カイロ=今村実】内戦中のシリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使われた疑いのある攻撃は、ロイター通信によると、死者数の見積もりが反体制派の各勢力で五百〜千三百人と幅が大きい。被害規模のほか、実行犯や原因など、不明点が依然として多い。 同通信によると、二十一日未明の砲撃後、地元関係者らは「犠牲者らは家の中にある自分の場所で眠るように死んでいた」「めまいがして呼吸が苦しくなり、目がひりひりした」などと証言。 AFP通信によると、現場で撮影したとされる映像では、女の子がパニック状態で「私は生きている」と繰り返す場面もある。 反体制派は「アサド政権の攻撃」と強調するが、政府軍は「全く根拠のない主張だ。テロリスト(反体制派)が、戦況の劣勢を隠すためにやった」などと声明で反論した。 一方、隣国イスラエルのヤアロン国防相は「シリアの政権は化学兵器を使った。初めてではない」と述べ、過去にも政権が使用したとの見方を示した。 PR情報
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