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花火会場爆発 ガソリン大量に降り注ぐ
8月22日 18時55分

京都府福知山市の花火大会の会場で起きた爆発事故で、火元の露店の店主がガソリンの容器のふたを開けたところ、大量のガソリンがシャワー状になって広い範囲に降り注いでいたことが近くにいた女性の証言で分かりました。
警察は、被害が拡大した状況を調べています。

今月15日の夜、福知山市の花火大会の会場で起きた爆発事故では、京都府京丹波町の竹内弘美さん(44)と、小学5年生の山名空くん(10)、大阪・高槻市の黒田直希さん(35)の3人が死亡し、57人が重軽傷を負いました。
事故から22日で1週間となりますが、警察によりますと、けがをした人の半数の28人が重傷で、12歳と8歳の子どもが特に症状が重いということです。
事故当時、火元の露店の近くにいた女性によりますと、露店の自家発電機が突然止まったため店主が慌てた様子で燃料のガソリンの容器に駆け寄りふたを開けたところ、突然、ガソリンが噴き出したということです。
大量のガソリンがシャワー状になって広い範囲に降り注ぎ、容器から4メートルほどの距離にいた女性も左半身がぬれ、危険を感じて土手の上まで逃げたところ、背後で爆発する大きな音が2度聞こえ熱風が吹き抜けていったということです。
女性にけがはありませんでしたが、隣に座っていた親類3人が大やけどをして病院で手当てを受けているということです。
警察は、被害が拡大した状況を詳しく調べています。

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