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IAEA「汚染水漏れ深刻」8月21日 21時54分
東京電力福島第一原子力発電所でタンクから300トン余りの高濃度の汚染水が漏れた問題を受けてIAEA=国際原子力機関は、21日、声明を発表し「深刻に受け止めている」と懸念を示しました。
この中でIAEAは、日本の原子力規制委員会が、原子力事故の深刻さを表す国際的な評価基準の引き上げを検討していることを把握しているとしたうえで、「日本の関係機関はIAEAに対して情報の提供を続けていて、IAEAの専門家が状況を注視している」としています。
そして「IAEAとしては、この問題を深刻に受け止めている」と懸念を示しました。
福島第一原発の汚染水の問題について、IAEAは今月9日にも声明を発表していますが、今回、「深刻に受け止めている」という表現が加わっており、IAEA側も事態を重く受け止めていることがうかがえます。
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