シリア化学兵器で安保理緊急会合
各国が「強い懸念」
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は21日、緊急会合を開き、シリアの首都ダマスカス近郊グータなど数カ所で化学兵器が使われ1300人以上が死亡した疑いが持たれている問題について協議した。各国は強い懸念を示し、いかなる化学兵器使用も国際法違反となるとの意見で一致した。8月議長国アルゼンチンのペルセバル国連大使が発表した。
一方で、状況を明確にする必要があるとしながらも、国連が直ちに調査すべきかどうかに同大使は言及せず、安保理内で一致できなかったことを示した。
同問題について、反体制派はアサド政権による攻撃だと指摘、政権側は否定している。(共同通信)
【 2013年08月22日 09時00分 】