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By Blogger Touch (cache) 2013年08月20日開催 県民健康管理調査検討委員会についての報道 | CRMS福島 リポート

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ホールボディカウンタの測定申込について



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又はメールにてお申し込み下さい。

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食品測定のコースと申し込みについて

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2013年08月20日開催 県民健康管理調査検討委員会についての報道


6月に引き続き、2013年08月20日に開催された「県民健康管理調査検討委員会」についての報道を集めてみました。
今回は、「汚染水漏れ300トン」の報道と被った為か毎日新聞等、前回よりも取り上げられていない印象です。
まず、最初は福島民報の記事です。


福島民報 2013年08月21日
福島民報は毎度のことながら1面に掲載せず、今回は4面掲載と今までで最も後面の掲載となりました。
記事については福島民友に書いてある、何故甲状腺検証部会が出来るのか?といった説明や、星座長が「事故の影響があるとは思わない」と言いつつも「分からない部分がある」と発言した等の拾うべきところが全て書かれていなません。
そして、前回と同じく大見出しは「原発事故の影響否定」なので、これが福島県庁 = 福島民報の意見なのでしょう。


甲状腺がん診断確定18人に 原発事故の影響否定
県民健康管理調査の検討委

検査評価部会設置へ
有識者招き外部から検証

65.9%が1ミリシーベルト未満 事故から4ヵ月
県民外部被ばく線量推計

新生児の以上割合2.3%
一般的発見率と同程度

問診票回答率 県平均は23.5%
簡素化問診票 未回答者に発送




福島民友 2013年08月21日
福島民友が報じる県民健康管理調査検討委員会についての記事です。
実際に中継された委員会の状況や記者会見での印象からすると足りないと思う部分もありますが、

・新たに甲状腺検証部会設置で医大の影響力を排除
・星座長が「事故の影響があるとは思わない」としながらも「分からない部分があるので今後しっかりと評価したい」という文言を載せている
・事故当時6歳の女児が、がん・がん疑いと診断された

と押さえべきところは押さえて報じています。
この中で、「事故当時6歳の女児が、がん・がん疑いと診断された」は6月6日に福島民友が報じた時、「甲状腺がん8歳以下ゼロ」と1面で報じていたので、そのフォローと思われます。
今回も、民友を読めば一通りは把握できます。


福島医大主導から転換 県民健康管理調査
甲状腺検証部会 設置へ

新たに6人診断
「甲状腺がん」計18人に
専門家「チェルノブイリと違う」

新たに4市町村で確認 甲状腺検査 がん、がん疑い
昨年度2次受信62%

外部被ばく線量基本調査結果
65%、1ミリシーベルト未満


問診票 簡易版導入へ 年内に福医大
「十分な精度」




毎日新聞 福島版 2013年08月21日
今回、毎日新聞は地方版での記事ではなく社会面で掲載されています。
しかし、地方面に載っていない為か前回よりも情報量が格段に減っています。
前回が良記事だったので残念です。


甲状腺がんの子 6人増え18人に
福島県民健康調査




朝日新聞 福島版 2013年08月21日
全国版の社会面、地方面(福島版)ともに専門部会設置を取り上げています。


子の甲状腺がん 疑い含め44人に
福島県の検査検証


県、専門部会設置し検証へ
子どもの甲状腺がん、疑い含め44人に




読売新聞 福島版 2013年08月21日
読売新聞は毎日新聞と同じように基本的な事だけを報じています。
ただ、前回と同じくコメントを折り込んでいるのが毎日新聞との違いです。
鈴木真一・県立医大教授のコメント。
「腫瘍は成長の仕方から見て原発事故前からあったと考えられ、事故との関連性は低い」


甲状腺がん、新たに6人
18歳以下検査


(あべひろみ)