米クッシング原油在庫、12年3月以来の低水準=EIA週報
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が21日に発表した週間石油在庫統計(8月16日まで)によると、米原油先物・指標原油の受け渡し地点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が110万バレル減の3740万バレルとなり、2012年3月以来の低水準となった。
同在庫は7週間連続で減少。この期間の減少は合計で1220万バレル、率にして25%に達した。稼働率が高水準で推移しているメキシコ湾岸地域の製油所への輸送が増加していることが背景。
全体の原油在庫は140万バレル減の3億5910万バレル。ロイターがまとめた予想は100万バレル減だった。
ガソリン在庫は400万バレル減の2億1840万バレル。1週間の減少としては2012年4月以来の大きさとなる。予想は150万バレル減だった。
製油所の稼働率は91%と、1.6%ポイント上昇した。
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