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できごと
【関西の議論】アイス冷凍庫にゴロリ、商品ソーセージくわえる女性店員…ネットに悪行さらしたがる若者たち“低レベルの自己顕示欲”
京都府内では、男子高校生が自作したとみられる爆発物を街中で爆発させる動画が、ネットの動画サイト「ユーチューブ」に投稿されていたことが判明したばかりで捜査も続いている。
ある捜査幹部は「最近の子は『おもしろ動画』『おもしろ画像』を投稿するために、しちゃいけないことをやってしまう。子供でも手軽に画像や動画を公開できるようになり、みんなが、バラエティー番組の監督にでもなったような気持ちなのかもしれない。虚構の世界と現実の世界が一緒になってしまっている」と、最近の傾向を分析する。
「虚構の世界」といえば、「本当のような作り話」を掲載することで話題のネットサイト「虚構新聞」は27日、今回の事例を材料に「コンビニ冷凍庫に入った男子高生が重体」という、笑うに笑えない虚構のニュースを早速、掲載した。
各地で止まらない「悪事」の公開、なぜ?
その後も、弁当店「ほっともっと」の豊川八幡店(愛知県豊川市)で、10代の男性アルバイト店員が、店内の冷蔵庫に入って寝そべった様子を写真に撮り、ツイッターに一時掲載していたことが判明。ハンバーガーチェーンの「バーガーキング」では、男性アルバイト従業員が、床に置いたバンズ(ハンバーガー用のパン)の上に寝そべっている写真を「ツイッター」に投稿し、問題になっている。
さらには、「丸源ラーメン門真店」(大阪府門真市)の10代の女性アルバイト店員が、冷凍庫内にあった商品のソーセージを口にくわえた様子を撮影し、短文投稿サイト「ツイッター」に投稿していたことも発覚した。
こんな“不始末”が相次ぐのは、なぜ? と首をかしげたくなるが、これまでにもこうした行為自体はあったのかもしれない。ただ、“素人”でも世間の注目を浴びられる手段を現代の若者は持っている。クリックひとつでネットに投稿できる時代になって初めて、こうした愚行が人目に触れたのかもしれない。
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