お姫様の話
私と彼女の間に授かった『お姫様』は
現在は保育園に通い、来春からは幼稚園の年中組に入ります。
私に似て、お鼻が少しお団子で・・掌の付け根部分にほくろがある。。。
最近は、あまり会えません。言葉を話すようになってきたから・・・。
お姫様は、私を『ハンガーバーのオジサン』と呼びます。
ハンバーガーをちゃんと言えず、ケンタッキーも『センタッキー』(洗濯機?)
初めて『掴まり立ち』したのも私の前でした。
肩車を経験したのも・・品川水族館に行った際、初めは怖がって、必死に私の髪を握りしめていたのが、高い目線に慣れてくると、彼女が降りるように言っても聞かず、結局最後まで肩車をしてました。
(次の日曜日に、お父さんに肩車をせがみ、お父さんを困惑させたそうです。「どこで覚えたの?」)
会った時には、マクドナルドかモスバーガーに立ち寄って
いつもなら『ママと半分こ』のハンバーガーを一人で持って食べられる。
満面の笑みで、小さな手には余るハンバーガーに食らいつく。
いつしか・・私は『ハンガーバーのオジサン』でした。
ある休みの日に、彼女たち家族3人で買い物に行った際
ふと立ち寄ったマックで
「ハンガーバーのオジサン・・居るかな?」お姫様の言葉に・・
旦那さんは 「???」
彼女は 「・・・(((( ;°Д°))))!!」
「誰の事?」
「この前、保育園の帰りに会社の人に会って、マックをご馳走してもらったの・・・。」σ(^_^;)
その話を聞いて以降、ハンガーバーのオジサンは、現れなくなりました。
アンパンマンの玩具や、この夏には『ヒマワリの柄の水着』がママ経由で届くだけ。可愛いヒマワリのついた麦わら帽子と、水鉄砲もあったっけ。。
平日の昼間に、お姫様を延長保育に預けた彼女を車で拾い、束の間のドライブ中に、最近の写メやお姫様情報を聞きながら、デートしたり、ホテルに行ったり。
せめて、1年に1~2度位は
偶然出会った、ハンガーバーのオジサンになりたい・・・な。
その時を楽しみに、我慢してます。
何も知らない『お姫様』や、自分の子と信じてる旦那さんに
迷惑や混乱を招かないように。
忘れない・・
言葉を覚えたての頃、お姫様は『大人の男』=『パパ』で、私をパパって呼んでくれたこと。最初は人見知りして、ママの後ろに隠れていたお姫様が・・「パパ?」と言いながら私に抱っこされた時の・・あの笑顔、あの感触。肩車して、水族館を歩き回った時の首に伝わった温もり。腰をかがめたりして、腰が痛かったり肩が凝ったことも。
何より、満面の笑みでハンバーガーを食べてた時の顔。
全部、私の宝箱にしまってあります。
誰のも開けられない、秘密の宝箱。
これからも・・・少しずつ、少しずつ、増えていくであろう私の宝石。
彼女もそんな思いを知ってか?写メの中のお姫様は、いつも私が買った服を着ています。
もうひとつの・・秘密。
デパートで買った服を、コソコソと梱包を解き、ジャスコのレジ袋に詰め替えてプレゼント。(o^-')b
o(^-^)o
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1 ■たいせつに
(TωT)はぅ~~。
いつか、秘密の宝箱がいっぱいに
めいっぱいに詰まって
とっても賑やかでありますように
そして、何よりも、お姫様の人生が愛に満ち溢れたものでありますように