続きです
(;´▽`A``こうして、私と彼女のW不倫が始まりました。
営みのことは・・書きません。(*゚.゚)ゞ
私・・・カミサンと子供3人と賃貸マンションに暮らす。蒲田駅の近くに事務所を借り、社員3人の小さな会社を経営。 カミサンは、自宅近くでパートで働いている。
彼女・・・フルタイムで働いている。公務員の旦那さんと、都内某所にある官舎で2人暮らし。子供なし。
私と彼女は、会うのは月に1度か2度。普段は、毎日時間を決め電話デートがもっぱらでした。
お互いの家族や、職場の人間にも2人の関係は内緒です。
W不倫関係は気を使います。お互いの家庭を壊さない。絶対にバレてはいけない。
幸いにも、私は家とは別にワンルームマンションの1室を事務所を借りていたため、ユニットバス完備。
事務所には紺のブレザーと、カミサンの知らないYシャツを置き、彼女とデートの日は、それに着替え
帰りも必ず一旦事務所により、家から着て来た服に着替え直して帰宅するという徹底ぶり。
浮気をする以上は、家族には絶対ばれないようにする。それが出来ない奴は浮気をしてはいけない。
妻に対しての、最低限の礼儀です。
彼女はと言うと…「旦那が帰る前に戻ってればOKよ」(^∇^) って・・・女は怖いと思いました。
確かに、結婚して数年も経てば夫の嘘はバレるのに、妻の嘘はバレない。。世の常です。
私が、わざわざ着替えて会うのも、実は彼女からの提案です。
『奥さんに絶対バレないよう』『2人の時に気兼ね無く抱きついたり、化粧移りを気にしなくて済む』
というのが理由でした。
本人は、女としての仁義だ。と申していました。
付き合いだして、最初の1~2年は・・よくあるホントの浮気、W不倫を楽しんでいました。
2人でデートを楽しみ、飲みに行ったりと独身時代に戻ったように。
お互いの体の相性も良く、会って食事もそこそこにホテルに直行し、3~4時間は・・・そして帰る。
そんな関係が3年、4年と続くと、精神的な部分も変わってきました。
お互いの夫婦以上に2人の気持の、心の結びつきが強くなって行きました。
彼女もその頃からよく「本当に好きで旦那と一緒になったのかな?家が金持ちだったからかも?」
そんなことを言ったり、人として、男として旦那さんを見下すような発言が増えていました。
お互いに離婚して、一緒になろうか。・・とかの話題が2人の間で多かった。。
私の方の子供の事や、彼女の実家の事。
一番の問題。家族。2人の後ろにある親族。という問題がありました。
きっと、家族の問題もなく、お互いが無責任に行動出来れば、私たちはお互いが離婚したうえで、結婚していたかもしれません。今、こうして10年も続いていないかもしれません。
勿論、W不倫という時点で世間一般に言う『無責任な行動』であったのは事実です。
ただ、私たちの場合は・・もう少し複雑で・・・。
私に子供が3人、まだその時点では小学生から幼稚園でした。勿論それも大きい問題なのですが・・・
彼女の6歳年上の兄と、彼女の旦那さんのお姉さんが夫婦であること。彼女の両親に借金があり、その保証人に彼女の旦那さんの親がなっていること。
そんな問題をすべてクリアーして一緒になるか?なれるのか?
事の後、ベッドの中でいつもそんな話をしていました。
何度も、何度も。時には言い争いになっり、別れようかとの話も出ました。
最終的に私たち2人が出した結論は『ずっとこのまま』でした。
2人だけの秘密です。私たちは別れません。今のまま一緒にいる。
『たとえ地獄に落ちても、この事は墓場まで持っていく』2人でそう誓い合いました。
しばらくして、彼女の旦那さんが出張の時、私も出張と嘘をついて2人で軽井沢に出かけ
軽井沢の教会で2人だけで結婚式を挙げました。
他人には、理解してもらえないかもしれませんが、心は、2人は夫婦です。
私たちの中では、戸籍上の夫婦は『家族』であり、夫婦は私たち。
現実問題として、『家』(OO家)という問題は、大きいです。
いつの間にか、『お前』『あなた』という言い方で2人の時には呼び合い、戸籍上の夫婦間では、その言葉を使わなくなっていました。
そんな関係が続き・・・彼女が30歳になろうかという頃、彼女と旦那さんとの間、向こうの家族の間で
「そろそろ子供を」という話が持ち上がりました。
私たちの間では、きちんと避妊を心がけていました。
道理・倫理観、戸籍のでも旦那さんの子を産むのがよい事・・・。
2人で相談して、そう決めました。彼女は渋っていたのですが、道理を私が通した形で納得してもらいました。
2人は心の夫婦・・・とは言っても、子供が出来れば彼女は『お母さん』となり、私との関係も整理するかもしれない。彼女の幸せを考えれば、その方がいいかもしれない。・・・フッとひとりの時にそんなことも考えました。
実際、妊娠期間中にはセックスも出来ない期間や、産後しばらくは出来ません。何より、相手の気持ちが無いのに『行為』としてするのが嫌で。
セックスは『行為としてヤル』よりも『愛のある営み』の方が、100倍気持ちいい。
心が気持ちいいセックスが好きです。
2年間、彼女は基礎体温計と格闘し、周りからのプレッシャーと戦いながら、最後は不妊外来まで行きました。何度か、デートの後に『背中をさすってあげる』『横になって休ませてあげる』ためだけにホテルに入ったこともありました。
そんなある日、彼女が私にいつになく真剣な眼差しで「あなたの子供が欲しい」「産むのならあなたの子供がいい」と言い出しました。
その話は以前に話がついたはず。納得してこの2年間、最近では不妊治療にも耐えて来たはず。
なのに、今更…。何より、自分が認知も出来ない子供を産ますなど、出来るはずもありません。
彼女は「基礎体温を付けても、不妊治療に通っても旦那との間に子供が出来ない。」
もしかしたら、自分の体に原因があるのかも?と思い詰めていました。
不妊治療の際に、母体として問題があるか無いかの診察はしていて問題なし。旦那さんの精子もある。
なのに出来ないのは、自分がおかしいのではないか?最後には泣き出してしまいました。
30歳を過ぎた既婚女性で子供がいない、ということは私たち男には判らないプレッシャ-があるそうです。
偶然にも彼女と私は同じO型の血液型。彼女の「本当に望む人の子供を産みたい。」「一度だけでも」の言葉に負け、結局は2度(;^_^A 危険日にしました。
その2か月の間は、旦那さんとは安全日に1度だけしたそうです。
私たちは、その2度のチャンスに全てをかけ、いつも以上に時間をかけ深く、深く愛し合いました。
数週間後、彼女は会うなり、人目も気にせず私に抱きつき満面の笑顔でした。
9ヵ月後。 私と同じ所にほくろがあり、少し団子鼻で、一重瞼の、でも彼女にも似てる可愛い女の子が誕生しました。
彼女も旦那さんも二重瞼。旦那さんはどちらかと言えばイケメン君。彼女の伯父さんが、運よく団子鼻の一重瞼。隔世遺伝か?(;^_^Aとか・・・。彼女の実家は「我が家の家系だ」と喜んでくれていたお陰で、疑念はもたれずに済んだそうです。σ(^_^;)
私は赤ちゃんを『お姫さま』と呼んでいます。(^ε^)
彼女が毎日2時間おきにしか寝れずに子育てに追われいる頃、昼間の時間に仕事を抜け出し
彼女とお姫様に会いに行きました。おもちゃをプレゼントしたり。食事にだけ出掛けたり。
妊娠中も、何度かは彼女とベッドを共にしましたが、彼女をちゃんと抱いたのは、産後6か月を過ぎてからでした。 その間、彼女には反対されましたが、もう二度とあってはならない。と考え、カミサンにも内緒でパイプカット手術を受けました。
手術自体は日帰り、ものの1時間位でした。術後の痛みと言うか・・苦痛が数日は続きました。
苦痛よりもカミサンにバレないかが心配でした。(゜д゜;)
今では、お姫様もすくすく成長し、来春には『幼稚園』に通いだします。
彼女いわく「段々あなたに似てきた」と意味深な笑い顔を・・・。
さすがに子供が出来ると、会える時間もめっきり減り、2人で飲みに行くことも無くなりました。
それでも、合間を見つけ2人+お姫様で会ったり、昼間の保育園の時間にホテルに行ったり・・。
そろそろお姫様の口が達者になってきたので、3人で会うことが無くなりそうです。
それでも、10年を過ぎましたが、このまま私たちの関係は続きます。
間違ってるかもしれませんが・・私たちはこれで幸せです。
勿論、大満足は無いです。いつも気持ちは・・もう少し・・という気持ちを抑えながら
『この関係を長く続ける、ずっと続ける』を考えながら、相手の事を想い今ある幸せで満足し、一緒に居ます。
読んでいただいて、ありがとうございました。
誰も見てないかも・・・?
今後は、私の恋愛観だttり、セックス観でも・・書くかなo(^-^)o
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1 ■はじめまして
ドキドキ読ませてもらいました。
ドラマみたいな事ってあるんですね。
師匠と呼んでいいっすか?