尾崎紀世彦ブーム到来
いや、もちろん僕の中でだけなんですが。 昨日NHKの阿久悠さんの作詞曲を特集する番組を観ていて、「クオリティが高すぎる……」と唖然呆然としておりまして、最近の日本のインディ・ロックの歌詞が壊滅的なので是非とも見習ってもらいたい……と思っていたところで尾崎紀世彦登場!!! のた打ち回る僕!! やっぱり素敵すぎる!!! いや、おっさん話になると、 「日本で好きなおっさんて誰?」て話になる時があるんですが、もしかしたら僕内ではキーヨ(愛称)こそ最高峰なのではないかと。 ダンディで上品でエレガント。そして勿論、圧巻の歌唱力。にも関わらず常に優雅さがある。 和製トム・ジョーンズなんて言われるけどあそこまでセクシーさを押すわけでもなく(TJも僕は好きなんですが・笑)、しかしさりげない色気もある。 という訳で、長らく結論が出ていませんでしたが、僕の中で日本のおっさん最高峰は尾崎紀世彦に決定!!! ……と言いたいところですが、YouTubeで映像を観まくってたら、あかんわこの人外人やわ。 濃いー。 まあバタ臭い顔が好きってことなんでしょうね。 ☆★☆ という訳でキーヨ映像大連発、どうぞ ★☆★ どうですか。ここまで"また逢う日まで"が連発されると狂いそうでしょう。 僕は昨日延々リピートしてました。 いやー、それにしても筒美京平と阿久悠のタッグ凄すぎですね。 歌詞も改めて、凄い。特に2番。 また逢う日まで 逢えるときまで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日に戻るから 「何をしてるの」と気にかけながら、「それは知りたくない」と言う引き裂けれた心情を、あくまで軽快に気丈に示そうとしてみせる。 うん、やっぱり別れの歌は両義的じゃないと。 "また逢う日まで"が強烈にヒットしたため、どうしてもそれ一発の印象があるんだけど、実はいい曲いっぱい歌ってます。 という訳で、尾崎紀世彦『ゴールデン☆ベスト』 → これ "また逢う日まで"から始まり"マイ・ウェイ"で終わるという。濃い。濃いです。ジャケも濃いが、中身も濃い。 洋楽のカヴァー、"酒とバラの日々""ラブ・ミー・トゥナイト"なんかも素晴らしい。 最近では60も半ばになり『科学忍者隊ガッチャピン』の主題歌を歌ってます。 アニソンもハマりすぎ。 サマソニを目前にしてキーヨにのめり込むのもどうかと思うんですが、最近サマソニの若いバンドばっか聴いてたらおっさん成分が足りなくてつい……。 こんなこと言ったらポップ・ミュージック好きの端くれとして終わってるとおもうんですが、いやあ、昔の歌謡曲、いいですねえ……。 誰か、僕をディナー・ショウに連れてってください……。 という訳で、いつも通りガリガリによる「最近盛り上がっているおっさんはこの人」のコーナーでした。もう爺だけど。 それでは今夜はこの曲でお別れです。 ニーノ・ロータの「あの」というしかないメロディを壮大に歌い上げます。2分過ぎの転調なんて笑ってしまうぐらい壮大で涙ぐみます。 では、尾崎紀世彦で"ゴッド・ファーザー 〜愛のテーマ"、どうぞ。 今日の一曲
また逢う日まで / 尾崎紀世彦 |
「雑記」書庫の記事一覧
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2011/3/25(金) 午前 1:29
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2011/3/7(月) 午後 4:23
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2011/2/7(月) 午前 2:30
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2011/1/28(金) 午前 3:12
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2011/1/24(月) 午前 2:56
freaksfreaxx様
初めまして。尾崎ファンのkumikoと申します。
「尾崎紀世彦ワールド研究室」から飛んできました〜
キーヨ映像の大連発を拝見して大喜びです。
>ダンディで上品でエレガント。そして勿論、圧巻の歌唱力。にも関わらず常に優雅さがある。
freaksfreaxxさんがおっしゃる通りですね!!!
私も尾崎紀世彦ブームです。一年中(笑)
freaksfreaxxさん、拙ブログにも是非、遊びにいらしてください。
心から、お待ちしております。
2008/8/14(木) 午前 8:53 [ kumiko ]
kumikoさま、
おおおおおお、ありがとうございます! 俄かブームの私の記事に(いや、ずっと好きだったんですけどね)コメントいただき恐縮です。
是非紀ブログにも……いや、貴ブログにも伺います! キーヨ最高ですね!
2008/8/15(金) 午前 1:03