みなさんさっきぶりです。
では、後編やっていきましょ^_^
苗木『』で表します。
心の声は「」で表します。
#ネタバレあり
後編・・・スタート(^o^)/
セレス『山田『たら即答でしたわ。うふふ・・・例の効果は絶大でしたわね。愛の力・・・それが歪んだ愛情であっても、やはり愛情とは人を狂わすものですわね。』
葉隠『エゲツない・・・女だべ・・・』
十神『・・・ついでに聞いておきたいのだが、あの妙なコスプレ衣装を作ったのは山田の仕業か?』
セレス『えぇ、ほとほと困り果ててしまいましたわ・・・わたくしは、顔と姿勢を誤魔化せるような衣装を用意してくださいとだけ頼んだのですが・・・まさか、あんな物を作ってくるなんて・・・わたくしの人選ミスですわ。』
葉隠『俺を・・・容疑者に仕立て上げたのはどうしてだべ・・・?』
確かに・・・気になる
セレス『バカだからですわ。』
即答・・・(^_^;)
葉隠『それだけ・・・ッ!?』
セレス『あなたを選んだのは正解でした。予想を上回るバカさ加減で助かりましたわ。でも、ご両親はさぞかし大変だったでしょうね。』
葉隠『泣けるべ・・・』
大神『だが、一連の計画を山田に説明する際、死んだフリの事をなんと説明していたのだ?』
お久しぶりです(^o^)/
十神『本来ならば、死んだフリをした後、山田はどうするつもりだったのか・・・という事か?』
セレス『山田君には、こう言っておきました。死んだフリをした後、姿を現す際には・・・『瀕死の重症だが命からがら逃げて来た・・・』そう説明すればいい、とね。』
朝日奈『そんなの信じちゃったんだ・・・山田は・・・』
朝日奈さんも、お久で~す(^o^)/
セレス『もちろん、それだけではありませんわ。わたくしが山田君に話した計画では・・・彼が事情聴取されている間に、わたくしが、別の誰かを殺す予定だったのです。そうなればアリバイのある山田君は疑われない・・・そう言って、彼を信じ込ませたのです。』
十神『だとしても陳腐なウソだな・・・』
セレス『彼のレベルに合わせたまでですわ。現に、山田君はまんまと信じていましたわよ。自分が殺される瞬間まで・・・彼はそのウソを信じ込んでいましたわよ。』
大神『やはり、貴様は最初から山田を切り捨てるつもりだったのだな!』
セレス『・・・当然ですわ。』
当然・・・って・・・
セレス『この計画は、死んだフリをした人物が後で本当に死ぬところに意味があるんですもの。』
朝日奈『人の命を・・・何だと思ってるの・・・?』
セレス『なんとも思っていませんわ。勝つ為に全力を尽くしただけですわ。』
葉隠『十神っちみてーな言い草だべ!』
セレス『彼の場合は、本当の意味での娯楽です。わたくしとは一緒にならないでしょう。』
霧切『だったら、何があなたにそこまでされたの?』
朝日奈『お金・・・の為とか・・・?』
セレス『モノクマさんの100億円の事ですか?確かに、それは大きいですわね・・・ですが、それがすべてという訳でもありません。わたくしは、この学園生活が始まった当初から、ここから抜け出す事しか考えていませんでしたから・・・』
・・・えっ!?
葉隠『で、でも・・・オメーはずっと言ってたべ?ここでの生活を受け入れるべきって・・・』
うんうん
セレス『ウソに決まってんだろッ!!』
葉隠『ひっ!!』
セレス『わたくしはなぁ!ずーっと、ガマンならなかったんだよッ!この中の誰よりも誰よりもッ!!ここから出たくて、たまらなかったんだよぉぉおおッ!なんでか教えてやろうかぁ!?あぁッ!?夢ですわ・・・わたくしには夢があるのです・・・この場所で一生過ごすという事は、その夢を捨てろという事に他なりません。そんな事・・・出来る訳ないじゃありませんか・・・わたくしが裏世界のギャンブルで、命がけで荒稼ぎしてきたのも・・・すべては、その夢の為なのですから・・・』
苗木『その・・・セレスさんの夢って・・・?』
セレス『西洋のお城に住む事ですわ。』
苗木『お、お城・・・!?』
セレス『そして、執事兼護衛団として集めた、世界中のイケメンに・・・ヴァンパイアの扮装をさせ、身の回りにはべらす、こうして完成させた、耽美で退廃的な世界・・・そこで一生過ごす事こそが、わたくしの夢であり、目標であり・・・人生のノルマなのです!』
セレス『今までギャンブルで荒稼ぎしてきたお金にモノクマからの100億が加われば、その夢が叶う・・・ところまで来たのですが・・・残念です・・・夢ははかなく散ってしまいました。ですが、悔いはありませんわ。最後まで夢にチャレンジし続けた結果ですもの。』
朝日奈『熱く語ってるけどさ・・・そんな事の為に仲間を2人も殺したって言うの・・・?』
セレス『だから罪悪感を抱けとでも?それは無理な相談ですわ・・・自分の為に他者が犠牲になる事について、わたくしは何も感じませんし、何も思わないのです。わたくしは・・・そういす風に完成してしまっているのです。うふふ・・・価値観の相違とは恐ろしいですわね。話がまったく噛み合いませんわ。』
朝日奈『こっちのセリフだよ・・・それに・・・なんで・・・そんなに落ち着いていられんの・・・?わかってんの?あんたはこれから殺されるんだよ・・・?どうして・・・怖くないの・・・?』
朝日奈さん・・・泣いてる・・・
セレス『うふふ、わたくしはウソつきとしては、かなりハイエンドな方だと自負をしておりますの。他人だけではなく、自分の気持ちすら騙せるのです。しかも、無意識ではなく意識的にです。』
苗木『だから怖くない・・・?』
セレス『えぇ、怖くありませんわ。だから、いくらでも殺してくださいな。だけど、もし生まれ変わったら・・・その時は・・・きっと・・・きっと、マリーアントワネットになりますわ。』
葉隠『そしたら、また処刑だけどな・・・』
セレス『うふ・・・ふふ・・・ふふふ・・・』
苗木「そこでセレスさんが見せた笑いは・・・彼女にしては、下手な作り笑いだったきがした。自分の気持ちすら騙せる・・・セレスさんはそう言った。だけど、それは・・・それ自体が、彼女の最後のウソだったのかもしれない。それが、下手な作り笑いの正体だったのかもしれない・・・」
すみませんT_T今日で第3章終わるとおもってたのですが・・・あまりにも長引いたのでおしおきは明日にしましす。すみませんでしたT_T
では、また会いましょう。
バイビー(^o^)/
iPhoneからの投稿