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爆発事故 圧力下げずふたを開けたか
8月20日 17時42分

京都府福知山市の花火大会の会場で起きた爆発事故で、警察が爆発の原因とみられるガソリンの容器を調べたところ、内部の圧力を下げるためのネジが締まった状態だったことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察は、圧力を下げる操作をせずに容器のふたを開けたため、ガソリンが一気に噴き出し、爆発につながったという見方を強めています。

今月15日の夜、京都府福知山市の花火大会の会場で起きた爆発事故では、10歳の男の子を含む3人が死亡し、57人が重軽傷を負って病院で手当てを受けています。
警察は、露店の店主が自家発電機の燃料として使われていたガソリンが入った容器のふたを開けた際に、容器内のガソリンが広い範囲に飛び散り、爆発したとみています。
警察がこのガソリンの容器を調べたところ、内部の圧力を下げるためのネジが締まった状態になっていたことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
ガソリンは気化しやすく、密閉した容器に入れると内部の圧力が上がりやすいため、容器のふたを開ける際には急激に噴き出さないよう、ネジを緩めて圧力を下げることが安全対策として求められています。
警察は、露店の店主が圧力を下げる操作をせずにふたを開けたためガソリンが一気に噴き出し、爆発したという見方を強め、当時の状況をさらに調べています。

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