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汚染水の影響で韓国チャーター便中止
8月20日 17時17分

韓国のアシアナ航空が、福島空港と韓国・ソウルとを結んで運航しているチャーター便は、東京電力福島第一原発で汚染された地下水が海に流れ出している問題の影響で、韓国でのチケット販売の見通しが立たないことを理由に、ことし10月の運航が取りやめになったことが分かりました。

取りやめになったのは、韓国からの観光客を呼び込もうと、去年12月から韓国のアシアナ航空が運航している福島空港とソウルとを結ぶチャーター便です。
チャーター便は先月から月に1便から2便が運航されていましたが、福島県によりますと、今月14日にアシアナ航空から「10月の2往復の運航を取りやめる」と連絡があったということです。
その理由についてアシアナ航空は「東京電力福島第一原発で、汚染された地下水が海に流出している問題が韓国内で継続的に報道され、チケット販売の見通しが立たないため」と説明し、11月と12月の運航についても「今後の状況を見ながら判断する」としています。
福島県空港交流課の塩見俊夫課長は「国や東京電力には、1日も早く問題の終結を図ってもらいたい。ただ、福島県が安心して観光ができる場所には変わりはないので、引き続き情報発信に取り組んでいきたい」と話しています。

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