仲良くダンスするドアラ(左)とトラッキー。早く元気になってね、ドアラ君【拡大】
「謙虚な方ですよ。それにトラッキーもそうですが、ドアラも一切、素顔はみせないですから。たまに始球式で甲子園に来る“ゆるキャラ”の人は、通路でオジサンが頭をとってたりする人もいますが、球界のマスコットはプロ意識が高い」
トラッキーも心配していることでしょう。謙虚なドアラさん、お大事に。謙虚といえば、藤浪晋太郎投手もそう。横浜移動前の投手指名練習を終え、鳴尾浜から甲子園に向かう際には、こんな光景がありました。
「メッセンジャー投手と、東マネジャーと一緒にタクシーに乗ったのですが、藤浪クンは先に前の助手席に乗り込みました。大きな体を折り曲げるようにして、すごく窮屈そうで、東さんが『後ろに乗っていいよ』とおっしゃってるのに、『大丈夫です』と藤浪クンはおさまってました」と長友。高卒ルーキーで10勝に王手をかけ、自力Vを復活させたのに、この謙虚さ。いいじゃないですか。
「やっぱり逆転Vへの原動力は藤浪投手やろ」という越後屋局長植村徹也の声に、当番デスクのビヤ樽三木建次はトラ番との電話にかじりついて打ち合わせ。ごらんのような紙面になりました。ところが、ビヤ樽はどこか心ここにあらず、でして…。