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第28話 2003年8月10日
脚本/井上敏樹 監督/石田秀範
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同窓生・澤田がオルフェノクに覚醒したことを知り、動揺する真理・雅人・里奈、そして巧…
「だが、澤田もベルトを持っていなかった… となると、今デルタギアを持っているのは…」
一方、バー・クローバー──
村上社長は、流星塾生・澤田がラッキークローバーになろうとしている状況を楽しんでいた。それに対し琢磨は…
「わかりませんよ、まだ。それはデルタのベルトを奪う事が出来たらの話だ…」
「その時はあなたにお願いしますよ、ね。手の震えが治まってればの話ですが」
「!」
そして…
数人のチンピラに絡まれる一人の少年──
「やめたほうがいいよ。ぼくに触ったら、みんな灰になっちゃう…」
オルフェノクとして覚醒した、流星塾生・澤田…
妙に巧を気にする西洋洗濯舗のアルバイト・木村さん…
センチピードオルフェノクを一蹴(?)する能力を持ちながら、未だその正体は不明なままのデルタ…
そして、混沌とする物語を、さらにさらに掻き乱す一人の少年。どこか思い当たる節のある台詞じゃないですか。
11話(4月6日OA)から名前だけ先行してきた「彼」までも登場しちゃいます。
折り返し地点を過ぎたばかりなのに、この展開。う〜ん、スゴイ。
今日(8月3日)は、鈴鹿8耐の決勝です。
国内2輪レースの最高峰といえる、この耐久レースに、今年は「仮面ライダー555Honda」(監督・宮城光)が参戦しています。ファイズに変身するのは、山口辰也選手。カイザに変身するのは、高橋裕紀選手。そして、オートバジンやサイドバッシャーに勝るとも劣らぬ、スーパーバイク・CBR954RR を駆り、予選を堂々5位!で通過しました。
本気で表彰台を狙ってますんで、応援宜しくお願いします。
(生中継サイト www.8tailive.com も要チェック!)
参戦が決定したときから、 「行きた〜い、行きた〜い」と駄々っ子になっていた 村上幸平くん(草加雅人)。ゴメン、今日はど〜しても撮影しなければならないシーンがあるんです、許して。はるか東の空の下から一緒に応援しましょう。
8月16日(土)の公開まで、いよいよ2週間を切った『劇場版・仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』。
テレビ朝日さんの公式サイト、公開日までのカウントダウンに対抗して、「完成までのカット数を、東映のサイトでカウントダウンしましょうか?」と田崎監督に相談したら、「絶対にやめてくれ」と言われてしまいました、残念。
まあ、残カットもそろそろ「0」、完成目前です。ていうかまだ完成していない…
なお、劇場版サイトでのメイキングは、準備段階から打上げまでを、ほぼ時系列に沿って紹介していく(全13回)予定ですので、お楽しみに。
琢磨の登場後しばらくして、演じる山崎くんに初めて会ったテレビ朝日・濱田Pいわく、
「なによ、さわやかな好青年じゃない!」
かつて石田監督も(『アギト』のとき)、「(北條透は)なんてイヤな奴だと思ってたが、いい奴じゃないか!」と言っていました。(^^;
誰もが驚くくらい、演じている役と本人のキャラが違う。演技力のたまものなのはもちろんですが、ご本人の“いい奴”っぷりが突出しているので、よけいギャップが激しいのです。
26話から登場の、折り紙男・澤田を演じる綾野剛くんは、ドラマ経験が初めてとあって、当然のごとく、石田監督の怒濤のシゴキに見舞われました。そんな綾野くんにとって「地獄に仏」だったのが、山崎くんの存在。なにくれと世話を焼いてもらい、だいぶ精神的に救われたようです。
「俺、一人っ子なんで、お兄さんが欲しかったんですよね……」と言う綾野くん。もはや先輩俳優としてというより、人間として慕ってる感じ。(書いていいのかな?)
なにやら若手キャスト陣みんなの“お兄さん”化しつつある山崎くん。『555』の現場になくてはならない存在なのですが、果たして、琢磨はいつまで生きられるでしょうか……。(^^;
本文/宇都宮(1-4)、白倉(*)
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