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第29話 2003年8月17日
脚本/井上敏樹 監督/田村直己
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流星塾の同窓生、そしてデルタの正体であった、木村沙耶の死──
真理は、養父・花形への不信感をあらわにし、悲しみに涙を流す。慰める雅人、言葉を失う巧。そこに啓太郎が…
「何さ、それ… 木村さんが死んだって… ねえ、どういうこと?」
デルタギアを奪った澤田は、ラッキークローバーの欠員を埋めた。そのデルタギアを玩具として手に入れた北崎は、バークローバーで…
「みんなで勝負しようよ、せっかく四人揃ったんだ。誰が一番最初に、木場勇治とかいう人を倒す事が出来るか」
その力が強大であるが故に、変身する者が力に溺れてしまうデルタギア。
今まで唯一制御することのできた(強靭な精神を持った)沙耶を失い、最も危険な者の手に渡ってしまいました。しかも、デルタには秘密兵器が…
いや〜、デルタ登場だけでもスゴイ状況なのに、さらにとんでもないものが登場! どこまで突っ走るのか? 最近のファイズ、なんか長距離走を短距離のスピードで走ってる感じです。
石田組(26/27/28話)から新たにレギュラーに加わった二人。まずは澤田役の綾野剛くんと北崎役の藤田玲くん。二人ともまだ「新人」ではありますが、その個性の輝きは類するものがないと思っているのですが、いかかがでしょう。
実は石田組の撮影期間中に、劇場版の打上げと、ちょうど折り返しを迎えたテレビの中打ちを兼ねたパーティーを行いました。二人にしてみれば、打上げではなく、打入りなんですけどね。まあ、細かいことはともかく、なかなか撮影中は揃わないレギュラー陣と仲良くなれて大成功でした。
で劇場版もついに完成。先日7日に丸の内東映にて披露試写会を行いました。
壇上には半田、芳賀、溝呂木、泉、加藤、唐橋、村上のレギュラー陣に加え、ゲストの速水もこみちくんと黒川芽以ちゃん、そして田崎監督という、総勢9名がずらりと並び、超満員の観客に劇場版の見所をそれぞれ熱く語ってくれました。
劇場公開は8月16日、つまり29話放映の前日です。来週は劇場版を見てからテレビを見るか、テレビを見てから劇場版を見るか、どちらもお楽しみに。
ちなみに、客席が一番沸いたのは溝呂木くんと唐橋くんの変貌ぶり。その秘密はいずれ番組中で明らかになりますので、ふふふ。
そして3日に開催された鈴鹿8耐レース。「仮面ライダー555Honda」チームは10位完走致しました。パチパチパチ。
それもただの10位ではありません。スタート直後(2周目の第1コーナー)の事故に巻き込まれ、マシン修理のため長時間のピットストップを強いられ、なんと最下位(65位)からの再スタート! それから圧巻の55台抜き! まさにドラマのようなスゴイ展開となったのです。
宮城光監督、スタッフの方々、そして山口辰也選手、高橋裕紀選手、本当に有難うございました。これから、番組のほうも、チームに負けないくらい頑張ります!
【発売情報】
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劇場版『仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』オリジナル・サウンドトラック+TVメインテーマ
8月13日発売 エイベックス 2,913円(税抜)
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劇場版サントラのみならず、劇場版のエンディングテーマ『JustiΦ's‐Accel Mix‐』や、TVシリーズのBGMまで収録。第7/8話でのギター曲『夢のかけら』も!
【雑誌情報】
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『アクターズファン vol.4』(ソフトバンクパブリッシング) 8月21日発売予定
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劇場版スペシャル。
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二大対談)
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半田さん&泉さん、溝呂木さん&唐橋さん。
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グラビア&インタビュー)
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速水もこみち、村上幸平、村井克行、山崎潤、なんと北崎役の藤田玲まで登場の、ファイズ総力特集です。
表紙は半田さんです。本屋で見つけてね。
ファイズ写真集『 ファイズSHOT!』(音楽専科社)。
せっかくいい写真がたくさんですが、店頭ではたいていカバーがかかってますね…。
出版社の了解をいただきましたので、ちょっと公開。こんな感じで楽しい雰囲気なのです。
本文/宇都宮(1-4)、武部(5)
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