香川県は19日、渇水対策本部(本部長・浜田恵造香川県知事)を設置。初会合を開き、第3次取水制限に伴う主な対応策として、飲料用井戸の水質検査日の拡大や中小企業向け緊急融資の実施、香川県立病院内に対策本部を設置することなどを決めた。
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知事は「厳しい水事情を踏まえ、県民生活や産業活動への影響を最小限にとどめられるよう、迅速な情報収集と早めの対応を心掛けてほしい」と要請した。
香川県によると、高松市や丸亀市など12市町でも対策本部を設置。新たに坂出、観音寺、さぬき、三豊、三木の5市町が5〜17・5%の減圧給水を開始した。また、高松市は減圧率を25・9%に、丸亀市と宇多津町は同10%に強化した。
善通寺市も20日から10%の減圧を行う予定。