村田、８月もＭＶＰだ！ここまで４割２分３厘、８発、１８打点

長野駅に到着しホテルに向かう坂本（右）（左から村田、矢野）

　巨人は２０日は長野で、２１、２２日は神宮でヤクルトと３連戦。巨人が勝ち、阪神がＤｅＮＡに敗れるとＶマジック「３０」が再点灯する。

　巨人の村田修一内野手（３２）が１９日、自身初となる２か月連続の月間ＭＶＰ獲得に意欲を見せた。

　８月はここまで打率４割２分３厘（７１打数３０安打）、８本塁打、１８打点。１６試合のうち無安打は１試合だけで、１４試合連続安打中だ。ピンクがかったワイシャツを着て、東京駅から新幹線で長野へ向かった村田は「狙える位置にいるのは確か。そのためにやっているわけではないけど、自分が打てば、それだけチームのためになる」と語った。

　２０日から対戦するヤクルトのバレンティンには、月間打率４割８分１厘と水をあけられているが、８本塁打、１８打点はタイの数字だ。「自分がしっかり結果を残すだけ」と気を引き締めた。

　このまま好調を維持すれば、シーズンのタイトルも見えてくる。１２５安打はリーグ１位のＤｅＮＡ・ブランコと４本差の３位。打率３割２分２厘はリーグ４位だが、７月から打率を５分近く上げており、初の首位打者の可能性も膨らむ。「そんなに甘くはない。今は一日でも長く続けるだけ」。絶好調男・村田が力強くチームをけん引する。