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【大リーグ】

ダルビッシュ、27歳初勝利ならず 7イニング1/3 3失点も勝敗つかず

2013年8月20日 紙面から

◇マリナーズ4−3レンジャーズ

 【アーリントン(米テキサス州)大城和美】2日遅れの“バースデー白星”はならず−。レンジャーズのダルビッシュ有投手は18日、地元でのマリナーズ戦に先発。16日に27歳の誕生日を迎えてからの初登板だったが、中盤以降は制球に苦しみ、7イニング1/3を7安打3失点、7奪三振4四球で勝敗はつかなかった。

 大リーグは先頭打者が四球を選ぶと、約40%が生還するというデータがある。ダルビッシュも6〜8回にいずれも先頭打者に四球を与え、そのうち2者の生還を許してしまった。「試合によって制球できないイニングもあるし、たまたまそうなっただけで悪くなかった。フラストレーション? その後の打者を抑えればいいだけなので、そこまでは」。ダルビッシュはそう強がったが、ワシントン監督は「5回以降は制球が不安定だった」と厳しい表情だった。

 5回は味方内野陣の判断ミスが連発し、先制点を許すきっかけとなった。背番号11は「守備は仕方ない。僕もミスすることがいっぱいあるし、ミスがある中で何とか試合がつくれ、長いイニングを投げられて良かったと思う」と意に介さなかったが、ツキのなさも目立った。

 近年のマ軍は優勝争いに縁がない「弱小」なのに、なぜかダルビッシュは相性が悪く、登板7試合で3勝3敗、5試合以上対戦した相手ではワーストの防御率4・78。白星という名の2日遅れの誕生日プレゼントは届かなかった。

 

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