<第95回全国高校野球選手権大会(19日)>延岡学園(宮崎)5-4富山第一(富山)
延長11回一死一二塁、。薄田の打球は富山第一の二塁手前に転がり、そのまま併殺になるかと思われた。だが遊撃手が一塁へまさかの悪送球。二塁走者が生還し、延岡学園がサヨナラ勝ちという劇的な形で、ベスト4進出を決めた。
試合はこの日も接戦だった。1点を追う延岡学園は6回無死一、二塁から4番・岩重が執念で犠打を決めると、このチャンスに5番・浜田が右中間を破る三塁打を放ち、逆転に成功。続く田中もスクイズを成功させ、ここまで2戦連続完封の好投手・宮本から3点を奪った。
直後の7回に二番手横瀬が4本の安打を集中され一時逆転を許したものの、8回には左翼線への二塁打で再び追いつき、延長戦に持ち込んだ。
最終的に流れを引き寄せたのは9回の守りだ。一死一、三塁で、富山第一2番西田の打球を二塁手梶原が好捕。そのまま併殺を完成させ窮地を脱したと思われた。ところが投球直前に三塁側投球練習場のボールが左翼内に入り線審がプレーを中断していたため、ビッグプレーが無効になった。
重本監督が球審への説明を求めたこともあり、試合はここで約5分中断したが、選手たちの気持ちは折れなかった。再開直後に三番手・奈須が気迫の2者連続奪三振。ガッツポーズで咆哮する奈須の姿に場内は沸き立ち、観衆も味方に付け、気まぐれな勝利の女神を振り向かせた。 奈須は「うまく気持ちを切り替えられたのが良かったです。三振は狙いました。ここで抑えられたらまたお立ち台だと思って楽しんで投げました」と胸を張った。
奈須をはじめ、選手は甲子園で戦いながら成長を続けている。重本監督は「すごいなと感心します。自分のチームなのかなと思うぐらい」と褒めたたえた。
ベスト4の中に西日本のチームは延岡学園だけとなった。重本監督は「目の前のできることを話し合いながら、しっかりゲームをやっていきたい」と力強く語った。
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