富士通ウェブ・アクセシビリティ指針
4. 企画・設計・制作・運営のすべての工程で、アクセシビリティの評価、検証を行う。
プロセスに関する指針 | 企画・設計・制作・運営工程
解説
サイト全体で共通に使用するフォーマット(画面デザイン・HTMLテンプレートなど)を設計する場合、そのフォーマットでアクセシビリティを確保していなければ、各ページの制作段階で、個別に対応する必要が生じてしまいます。
場合によっては、大きな修正作業が発生してしまうことになります。
企画・設計・制作・運営のすべての工程で、アクセシビリティの評価、検証を行うことで、効率的にアクセシビリティを実現できます。
事例と実装
企画・設計工程での検証例
- 専門家、有識者に意見をもらうのが望ましい。
- ウェブサイトを試作し、保証する利用環境において、動作検証を行うことが望ましい。
- 新たな技術を用い、新規性の高い仕様を採用する場合は、ウェブサイトを試作し、実際の利用者に試用してもらうのが望ましい。これにより、重要な問題点を発見することができる。
制作・運営工程での検証例
- 本指針の要件に合致することを確認する。
- 評価・検証作業を効率的に実施するため、富士通アクセシビリティ・アシスタンス などのチェックツールを適宜、利用するとよい。
- 評価・検証作業を複数人で実施する場合は、アクセシビリティを一定のレベルにそろえるため、検証方法を定期的に調整し、チェックリストなどを作成することが望ましい。
また、チェックリストは、適宜、更新しておくことが望ましい。
仕様に関する検証方法については、「検証方法」を参照してください。
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