富士通ウェブ・アクセシビリティ指針
仕様に関する指針 <音声・映像> | 企画・設計・制作・運営工程
解説
音声ブラウザを利用している場合、自動的に再生された音と、音声ブラウザの音声が混ざってしまい、両方の音を聞き取ることが非常に困難になる場合があります。
また、聴覚に障害がある利用者は、音が再生されていても、そのことをすぐに認識することが困難です。
さらに、音を出せない状況で、ページを参照している利用者がいます(例えば、図書館などの静かな場所で利用しているなど)。
事例と実装
- 音声情報が含まれるページでは、自動的に音が再生されないようにする。
- <bgsound>タグは使用しない。
(<bgsound>タグは、HTML4.01で規格外のため、使用しない。)
- <embed>タグの autostart属性に true を指定し、なおかつ、hidden属性に true を指定することは避ける。
(ただし、<embed>タグは、HTML4.01で規格外のため、使用しないことが望ましい。)
- 事前に音が再生されることを把握できる場合は、自動的に再生してもよい。
例えば、リンク元で、音のデータへのリンクであることを推測できれば、リンクの選択と同時に、自動的に再生してもよい。
対応するJIS:5.7a(推奨) 関連項目:5.1a(必須)
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