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富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

44. ブラウザの基本的な機能やGUIコントロール(ツールバー、スクロールバーなど)は変更しない。

優先度2  仕様に関する指針 <操作>  |   設計・制作・運営工程

解説

ブラウザの各機能や基本的な GUI コントロールを非表示にしたり、変更したりすると、利用者は使い慣れたブラウザの機能を充分に利用できなくなる場合があります。

例えば、ブラウザのメニューバーを非表示にすると、メニューバーだけで利用できる機能(文字のサイズ変更やページの保存など)が使えなくなり、操作することが困難になる場合があります。

事例と実装

  • スクロールバー、アドレスバー、ツールバー、メニューバーなどは、非表示にしない。
    やむをえず、非表示にする場合は、コンテンツ表示領域に充分な機能とナビゲーションを提供する。
  • スクロールバーの配色は変更しないことが望ましい。変更する場合は見やすく、操作しやすくする。
  • ウィンドウサイズは固定にせず、利用者が変更可能とする。

悪い例1: スクロールバーの色が見にくい

良い例1: スクロールバーは変更しない


悪い例2: スクロールバー、アドレスバー、ツールバー、メニューバーなどが非表示

良い例2: スクロールバー、アドレスバー、ツールバー、メニューバーなどは表示する

対応するJIS:なし