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富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

37. メニュー項目数が多い場合は、わかりやすい並び順にするか、階層化、グルーピングなどにより、一度に把握しなければならない項目数を減らす。

優先度2  仕様に関する指針 <操作>  |   設計・制作・運営工程

解説

メニュー項目の数が多いほど、利用者は必要な項目を見つけ出すまでに時間がかかります。

特に、音声ブラウザを利用している人は、メニュー項目を音声で参照するため、全ての項目を参照するまでに時間がかかります。
また、メニュー内の各項目を覚えなければならず、選択操作が困難になる場合があります。

事例と実装

  • 覚えやすさと選びやすさを考慮し、7 プラスマイナス 2程度の項目数を目安とすることが望ましい。
  • 多くなるときは、適宜、グルーピングする。場合によってはページを分割することも考慮しておくことが望ましい。
  • 区切り線を入れるなど、グルーピングの構造をわかりやすくする。
  • メニュー項目は、わかりやすい並び順にすることが望ましい。例えば、50音順に並べるなど、利用者が並び順のルールを把握できることが望ましい。

悪い例: メニュー項目数が多く、グルーピングされていない

良い例: メニュー項目数が多くなる場合、関連の深いメニュー同士をグルーピングする

対応するJIS:なし