このページの本文へ移動

富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

29. 表(テーブル)の要素や属性は、レイアウト目的での使用を最小限とする。

優先度2  仕様に関する指針 <テーブル>  |   設計・制作・運営工程

解説

音声ブラウザは、表を左上から右下に読み上げます。そのため、表の要素や属性をレイアウト目的で使用した場合、作成者が意図しない順序で読み上げる可能性があります。
表の要素や属性を、レイアウト目的で使用する場合は、読み上げ順序を考慮してください。

事例と実装

  • レイアウトは、XHTMLとスタイルシートで行うことが望ましい。
    (ただし、Netscape Navigator 4.x など、古いバージョンのブラウザでは、正しく表示されないため、注意すること。)
  • 表(テーブル)の要素や属性を使用する場合は、読み上げ順序を考慮すること。
    (特に、フォームにテーブルを使用する場合は、ラベルとコントロールが対で順番に読み上げられるようにする。)

悪い例: 表(テーブル)をレイアウト目的で使用しているのに、読み上げ順序を考慮していない


対応するJIS:5.2d(推奨)