富士通ウェブ・アクセシビリティ指針
24. 特定の技術やプラグイン(JavaScript・Javaアプレット・Flash・PDFなど)が必要なコンテンツを提供する場合は、代替手段・代替情報も併せて提供する。
仕様に関する指針 <特定の技術やプラグイン> | 企画・設計・制作・運営工程
解説
ブラウザで、特定の技術やプラグインを使用しないように設定している利用者がいます。また、特定の技術やプラグインがまったく利用できないブラウザも存在します。
このような場合、特定の技術やプラグインのアクセシビリティに配慮しても、コンテンツの内容を参照することはできません。
事例と実装
- JavaScriptの場合は、<noscript>タグに代替情報を記述する。
- プラグインは、<object>タグと</object>タグの間に代替情報を記述する。
- プラグインを<embed>タグで指定する場合は<noembed>タグに代替情報を記述する。
(ただし、<embed>タグは、HTML4.01で規格外のため、使用しないことが望ましい。)
- Javaアプレットで、<applet>タグを使用する場合は、テキストで同等の情報を提供することが望ましい。
(<applet>タグと</applet>タグの間に代替情報を記述できるが、音声ブラウザや多くのブラウザで正しく表示できないことが多い。
また、<applet>タグは、W3Cで推奨していないため、使用しないことが望ましい。)
- 特に、特定の技術やプラグインがアクセシブルでない場合、同等の情報を持つテキストページを用意し、通常ページと同じタイミングで更新することが望ましい。
対応するJIS:5.4e(必須) 関連項目:5.1a(必須)、5.1b(推奨)
前へ
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
次へ