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富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

20. 本文へのページ内リンクを設けるなどして、ページ共通のナビゲーションバーやメニューなどを読み飛ばせるようにする。

優先度2  仕様に関する指針 <全体要件>  |   設計・制作・運営工程

解説

ナビゲーションバーやメニューなどが、ページの最初にあると、音声ブラウザはページを表示するたびに、ナビゲーションバーやメニューの内容を読み上げます。そのため、本文を読み上げるまでに時間がかかり、ページの内容が理解しにくくなります。

事例と実装

  • 各ページで使用している共通のナビゲーションバーやメニューなどは、音声ブラウザの使用時にスキップできるよう、本文へのページ内リンクを設ける。
    例えば、透過 gif に「alt="本文へ"」などのようにしてリンクを設定してもよい。
  • 透過 gif を利用して、「alt="ここからメニュー"」など、ページ内の各エリアについて、補足説明を記述することが望ましい。
  • ページのヘッダーに該当するナビゲーションバーや、画面の左側に表示されるメニューは、できるだけ小さくすることが望ましい。
  • XHTMLとスタイルシートを使用し、本文を先に読み上げ、メニューを後で読み上げる方法をとってもよい。

良い例: 透過 gif を用いて本文へのスキップができるようにする

対応するJIS:5.3h(推奨)