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富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

14. 情報は、ブラウザ内のコンテンツ表示領域を利用し、適切な場所に表示する。

優先度1  仕様に関する指針 <全体要件>  |   設計・制作・運営工程

解説

ステータスバーに情報を表示した場合、多くの利用者がその情報に気づきません。
また、本来ステータスバーに表示されている情報(URLなど)を参照することが出来なくなります。さらに、音声ブラウザは、ステータスバーの内容を読み上げない場合があります。

情報は、ブラウザ内のコンテンツ表示領域を利用し、適切な場所に表示します。

事例と実装

  • JavaScript(window.status)で、ステータスバーに情報を表示しない。
  • 音声での読み上げや、キーボードでの操作が可能であれば、ダイアログボックスを利用してもよい。
    (Javaアプレットなど、特定の技術やプラグインで表示したウィンドウ、ダイアログボックスは、音声ブラウザでの参照や、キーボードでの操作が困難な場合があり、注意が必要。)

悪い例: ブラウザのステータスバーにメッセージを表示

対応するJIS:なし   関連項目:5.1b(推奨)