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富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

12. ウェブコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、形や位置のみを使用せずに、テキストで他の情報を付記する。

優先度1  仕様に関する指針 <全体要件>  |   設計・制作・運営工程

解説

視覚に障害のある利用者は、形や位置だけで表現された情報を、把握できない場合があります。

例えば、ページ内のボタンを指し示すため、「右下のボタン」とだけ表記した場合、どのボタンを指しているのか、把握できない場合があります。
音声ブラウザや画面拡大ツールを利用した場合や特殊な画面設定を行っている場合には、ディスプレイ上の位置関係を正しく把握できないことがあります。
「右下の[印刷]ボタン」などとし、 "印刷"の名称をテキストで付記することで、ボタンを選ぶことが可能になります。

事例と実装

  • 形や位置のみで表現することは避け、テキストの文字などを併用し、画面上の表示に関係なく、内容を把握できるようにする。

悪い例: 画面上の表示位置に依存した指示表現

良い例: テキストの文字などを併用した指示表現

対応するJIS:5.5b(必須)