富士通ウェブ・アクセシビリティ指針
11. ウェブコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、色のみを使用せずに、文字やパターン(模様)などを併用する。
仕様に関する指針 <全体要件> | 設計・制作・運営工程
解説
色覚障害のある利用者や、高齢者(加齢による視覚の変化がある人)は、色の違いを把握することが困難な場合があります。
また、ページを白黒印刷した場合に、色の違いを把握することが困難な場合があります。
事例と実装
- 色だけでなく、形、文字も変化させ、情報を識別できるようにする。
- 文章中で、色名を使用する場合も注意することが望ましい。
例えば、「赤色のボタンではなく、緑色のボタンを使用してください。」など、色名だけの表現は避ける。「赤色の[中止]ボタンではなく、緑色の[更新]ボタンを選択してください。」など、色名以外の表現を加える。
- フォームなどで、必須入力項目を示すために赤文字や太字などを使用する場合は、別途、必須入力項目であることを、テキストで明示する。
悪い例: 色だけで円グラフの領域を表現
良い例: 引き出し線をつけ領域の違いを表現
対応するJIS:5.5a(必須) 関連項目:5.3b(必須)
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