このページの本文へ移動

富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

10. 文字色と背景色のコントラスト(明度差など)を充分に取る。

優先度1  仕様に関する指針 <全体要件>  |   設計・制作・運営工程

解説

文字色と背景色のコントラスト(明度差など)が小さいほど、文字は読みにくくなります。
弱視の利用者、高齢者の場合は、特にその差を充分確保する必要があります。
また、色覚障害のある利用者は "赤と緑"、"黄と青"の組み合わせ、高齢者は "白と黄"、"青と黒"、"青紫と黒"の組み合わせを識別するのが困難な場合があります。
また、ディスプレイやプリンタ、OSの種類によって色の再現性が微妙に異なるため、明度コントラストが小さいと文字が読みにくくなる可能性が高くなります。

事例と実装

  • 明度の差を充分に確保する
  • 特に、赤と緑、白と黄、青と黒、青紫と黒の組み合わせになどに注意する。

悪い例: 明度の高い白と黄の組み合わせ

良い例: 明度の高い白と明度の低い茶の組み合わせ

対応するJIS:5.6c(推奨)