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富士通ウェブ・アクセシビリティ指針

9. ページ内で記述する基本となる言語を明示する。

優先度1  仕様に関する指針 <全体要件>  |   設計・制作・運営工程

解説

HTMLファイルで、言語を指定しない場合、音声ブラウザでは、正しい発音で読み上げない場合があります。 例えば、フランス語で「voiture」という(クルマ)を表す言葉は、初期設定が "英語" の音声ブラウザでは「voter」(投票者)と発音されてしまいます。

事例と実装

  • ページ単位で指定する(<html>タグに lang属性を指定する)。
    その場合、<meta>タグのcharset属性で指定した言語と同じ言語を指定する(例えば、日本語の場合は charset属性を iso-2022-jp、Shift_JIS などに指定し、<html>タグの lang属性は ja を指定する)。
  • XHTMLで記述する場合は、<html>タグに、「xml:lang="ja"」を指定する。
  • ページ内で言語が変わるところは、<p lang="en">、<q lang="en">、<div lang="en">、<span lang="en">などを指定することが望ましい。

良い例: <html>タグに lang属性 ja(日本語)を指定する場合

対応するJIS:5.9a(必須)