【宇都宮】滋賀県でこのほど開かれた「第35回全国高校小倉百人一首かるた選手権大会」で、団体戦に県代表として出場した宇都宮高百人一首かるた部が準優勝に輝いた。県勢の最高順位を塗り替えたが、優勝候補と目されていただけに部員の悔しさもにじむ。個人戦でも、準優勝と3位に1人ずつ入る健闘をみせた。
団体戦のメンバーは3年柳田喬之主将(18)、湯上朋來副将(17)、伊藤諒君(17)、塩田理公君(17)、香川遼君(17)、2年手塚亮太君(16)、藤田牧水君(16)、大倉慶文君(16)の8人。
大会には国内外から48校が出場。1試合各チーム5人が出場し、宇高は1日で6試合を戦った。決勝は予想通り5連覇中の暁星高(東京)との対戦だったが、2対3で惜しくも敗れた。
柳田君は「気迫に押され、自分たちのペースに持って行けなかった。悔しさしかない」と肩を落とす。来年部長になる手塚君は「決勝でチームに貢献できず申し訳なかった。次は経験を生かして優勝したい」とリベンジを誓った。