【ロンドン=欧州総局】19日のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は前週末終値に比べ34.26ポイント安の6465.73で引けた。米量的緩和縮小の観測が根強いなか、構成銘柄の約6割が下落した。
金属価格の下落を背景に、鉱業株は全面安。アングロ・アメリカンは3%超の下落。20日発表の上期決算で資産の評価損計上が予想されている資源商社のグレンコア・エクストラータも売られた。
石油・ガス開発会社のタローオイルやガス生産・開発のBGグループなど石油関連株も下がった。
銀行株も下落。スタンダード・チャータードとロイズ・バンキングの下げが目立った。
携帯電話サービスのボーダフォンと建設資材のCRHも安くなった。
半面、セルコ・グループなどビジネスサービス株は買われた。
小売りのマークス・アンド・スペンサーとスーパーのセインズベリーも上昇した。
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