【ロンドン=欧州総局】19日午前のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は午前10時現在、前週末終値に比べ21.05ポイント安の6478.94で推移している。構成銘柄の7割近くが下落している。
利益確定目的などの売りで鉱業株が全面安。上期決算で資産の評価減が見込まれている資源商社のグレンコア・エクストラータや、金鉱のアングロ・アメリカンの下落が目立つ。
アナリストが目標株価を引き下げたタローオイルを筆頭に石油株も下げている。
スタンダード・チャータード銀行など銀行株も下落。
一方、医薬品のシャイアが高い。米国企業からの買収案に抵抗する姿勢との英紙報道が買い材料視された。
航空・防衛のBAEシステムズや旅行のTUIトラベルにも買い戻しが入っている。
人気記事をまとめてチェック >>設定はこちら