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愛媛大准教授を逮捕
愛媛大学教育学部の准教授の女が松山市のホテルに侵入した疑いで警察に逮捕されました。
警察によりますと、准教授は容疑を否認しているということです。逮捕されたのは、愛媛大学教育学部の准教授、山口智子容疑者（４０歳）です。
松山東警察署によりますと、山口准教授は、８月１６日、松山市の「松山シティホテル」に理由がないのに立ち入ったとして建造物侵入の疑いがもたれています。
調べに対して、准教授は「理由はあった」と供述し、容疑を否認しているということです。
警察の調べによりますと、准教授は当日の昼前にホテルでバイキング形式の食事をとり、代金を支払わなかった疑いもあるということです。
食事したあと、客室のあるフロアにいた准教授にホテルの従業員が「宿泊客ですか」と尋ねたのに対して何も答えなかったためホテルが警察に通報して逮捕されたということです。
警察によりますと、逮捕後、准教授は所持品の検査に応じず名前や住所、職業も黙秘していたということです。
２日たった１８日になって名前を名乗り警察官に大学の職員証を見せて身元がわかったということで、警察は１９日、准教授を逮捕したことを発表しました。
警察は動機などについて詳しく調べています。
愛媛大学によりますと、逮捕された山口准教授は平成１７年４月に大学に採用され、教育学部で教員を目指す学生に英語教育について教えていたということです。
准教授は自宅のある広島市から松山市へ通勤していて、１６日は、大学はお盆休みだったということです。
愛媛大学では「事実関係を把握したうえで、適切に対処したい」とコメントしています。
08月19日 12時43分