米サックス5─7月既存店売上高は予想下回る伸び、赤字幅も拡大
［１９日 ロイター］ - 米高級百貨店サックス(SKS.N: 株価, 企業情報, レポート)が１９日発表した第２・四半期（８月３日終了）決算は、既存店売上高が市場予想を下回る伸びにとどまったほか、予想以上の赤字を計上した。
靴やハンドバックの過剰な在庫積み増しによって、値下げを余儀なくされたことが響いた。
株価は午前の取引でほぼ横ばいで推移した。
前週までに発表された同業のメーシーズ(M.N: 株価, 企業情報, レポート)やノードストローム(JWN.N: 株価, 企業情報, レポート)、コールズ(KSS.N: 株価, 企業情報, レポート)、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N: 株価, 企業情報, レポート)の売上高も軒並み、市場予想を下回っている。
サックスの第２・四半期既存店売上高は１．５％増と、市場予想の４．５％増を大きく下回った。
総売上高は０．５％増の７億０７８０万ドル。
純損失は１９６０万ドル（１株当たり０．１３ドル）と、前年同期の純損失１２３０万ドル（同０．０８ドル）から、赤字幅が拡大した。
店舗閉鎖や、カナダの小売り大手ハドソンズ・ベイ（ＨＢＣ）(HBC.TO: 株価, 企業情報, レポート)への身売りに絡む費用を除く損益は１株当たり０．１０ドルの赤字となった。市場予想は０．０８ドルの赤字だった。
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