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岸田外務大臣とフローマン米国通商代表の会談

平成25年8月19日

本19日午後2時から約30分間,岸田文雄外務大臣は,マイケル・フローマン米国通商代表(Ambassador Michael Froman, United States Trade Representative)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです(日本側は片上経済局長,森経済外交担当大使他,米国側はカトラー次席通商代表代行他が同席)。

1.冒頭,岸田大臣から,フローマン通商代表の来日を歓迎する,日米関係はアジア太平洋のみならず世界の安全と繁栄の基礎となるものであり,日米関係を一層強固なものにしていきたい,その礎の一つである経済関係も強化していきたく,環太平洋パートナーシップ(TPP)を始めとする様々な通商課題にしっかりと取り組んでいく旨述べました。これに対し,フローマン通商代表から,岸田大臣と協働していくことを楽しみにしている旨述べました。

2.TPP協定に関して,岸田大臣とフローマン通商代表は,TPPはアジア太平洋地域の繁栄を実現するための重要な枠組みであり,包括的で高い水準の協定という目標を本年中に達成できるよう,TPP交渉において両国で連携していくことを確認しました。

3.また,岸田大臣とフローマン通商代表は,自動車貿易及び非関税措置に関する日米並行交渉について,本件交渉は重要であり,建設的な姿勢で双方で引き続き取り組んでいくことで一致しました。

(参考)自動車貿易及び非関税措置に関する日米並行交渉について
本件並行交渉は,我が国のTPP交渉参加に関する日米協議の結果,TPP交渉と並行して行うことが決定されたもの。
8月7日~9日に開始された第1回会合には,我が国から森健良外務省経済外交担当大使を首席代表とする関係省庁の代表が,また米側からウェンディ・カトラー(Ms. Wendy Cutler)米国次席通商代表代行を首席代表とする代表団が,それぞれ出席した。
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