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花火大会爆発、新たに男性死亡 死者3人に
15日に京都府福知山市の花火大会で起きた爆発事故で、ケガをして、病院で治療が続いていた小学5年の男児が19日朝、死亡した。そして、新たに35歳の男性が死亡したことがわかった。事故による死亡者は、これで3人となった。
死亡した京都府京丹波町に住む小学5年、山名空くん(10)は、17日に死亡した竹内弘美さん(44)らと供に花火大会の会場を訪れ、爆発に巻き込まれた。その後、治療が続いていたが、19日午前6時15分に死亡した。
警察などによると、ガソリンが入った携行缶は店の斜め後ろに置いてあった。事故直前、屋台の男性店主がガス抜きをせずに携行缶の蓋を開けると、気化したガソリンが噴き出したとみられている。
爆発は2回起きたが、1回目は店主が携行缶の向きを変えたところ、屋台で使っていた火が引火して発生。その後、火が発電機に残っていたガソリンに引火して2回目の爆発が起きた可能性があるという。
携行缶が置かれていた階段付近では、山名くんや竹内さんら大勢の客にガソリンがかかり、被害が集中した可能性が高いといい、警察が詳しい状況を調べている。
また、19日、京都第一赤十字病院で治療が続いていた大阪府高槻市に住む黒田直希さん(35)が午後2時前に死亡した。
黒田さんは死亡した2人と同じように、屋台の近くにいて、爆発に巻き込まれたとみられる。
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