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【社会】

水たまりで100ミリシーベルト タンクから汚染水漏れ

2013年8月19日 21時49分

 東京電力福島第1原発の地上タンク(右上)周辺で見つかった汚染水の水たまり。排水弁(中央)から地面にも汚染水が流れ出した=19日午前(東京電力提供)

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 福島第1原発の地上タンク周辺で汚染水の水たまりが見つかった問題で、東京電力は19日、水たまりの真上約50センチで最大毎時100ミリシーベルトと非常に高い空間線量を計測したことを明らかにした。東電は「タンク内の汚染水が漏れた可能性が高い」としている。

 原子力規制委員会は19日、国際的な事故評価尺度のレベル1と暫定評価した。8段階のうち下から2番目の「逸脱」に当たる。規制委は東電に、漏えい場所の特定やモニタリング監視の強化、汚染土の回収を指示した。

 原子力規制庁が19日午後、汚染水漏れが見つかった周辺のタンクを目視で調べたが、漏れた場所は特定できなかった。

(共同)
 

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